多くの研修や学びの場では、対象を理解し、正しく支援することが出発点になります。しかし本セミナーでは、その立ち位置をあえて取りません。理解しようとすること自体が、知らず知らずのうちに距離や上下関係を生み、相手を「見る側」と「見られる側」に分けてしまうことがあるからです。
当事者とともに過ごす時間は、誰かを「わかる側」に置かないところから始まります。同じ場所に身を置き、同じ時間を過ごし、特別な意味づけを急がない。その積み重ねの中で、理解は目標として追いかけるものではなく、結果として、関係の中で立ち上がってくるものであり、最初から目指すものではありません。