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%で知る、しごとのリアル

ハタラク/パーセント

第1回|「副業をしている人 12.6%」



「はたらく%」は、働き方や職場のリアルを“数字”で切り取る連載企画です。
統計や調査データをきっかけに、数字の裏にある人や企業のストーリーを読み解きます。
無機質な数字の中にも、誰かの悩みや工夫、喜びがあります。数字を知ることで、自分の働き方や職場を少し見直すきっかけになれば——そんな思いでお届けします。
“ふたつめの顔”を持つ人は1割ちょっと
平日はメーカー勤務、土日は農家の手伝い。
昼間は会社員、夜は動画編集者。
あなたの周りにも、“ふたつめの顔”を持つ人はいませんか?

総務省「就業構造基本調査」(2022年)によると、15歳以上の就業者のうち12.6%が副業をしていることがわかります。
2017年の同調査では8.3%でしたから、この5年間で4ポイント以上増加。
ただし裏を返せば、まだおよそ8〜9割の人は副業をしていないということです。
副業が増えてきた3つの理由+1
副業人口が伸びた背景には、いくつかの社会的変化があります。

1. 働き方改革とテレワークの普及
通勤時間が減り、自由時間が増えたことで副業がしやすくなりました。

2. 企業の副業解禁
2018年のモデル就業規則改定を契機に、副業を認める企業が急増。2022年には約3割が容認しています。

3. 生活防衛と収入多様化
物価上昇や将来不安から、収入の複線化を目指す人が増えています。

4. キャリア形成意識の変化
「好きなことを仕事にしたい」「新しいスキルを試したい」という動機も目立ちます。
“やってよかった”と“ちょっと危なかった”のリアル
|Aさん(30代女性・JOY TO WORKSメンバー)|
平日は人事部で採用業務、週末は地元カフェでイベント企画を担当。
「副業で知り合った人脈が、本業の採用にも役立っています。逆に本業で培った企画力がカフェの運営に活きていて、いい循環ができています」

|Bさん(40代男性・IT企業勤務)|
副業でウェブ制作を受注し収入は増加。しかし繁忙期が重なると睡眠不足になり、半年で一度ダウン。
「稼ぎより健康と生活リズムを優先すべきでした」と振り返ります。
JOY TO WORKSで実現できる“安全な副業”の始め方
JOY TO WORKSでは、副業を**「もうひとつのキャリア実験場」**と考えています。

● 信頼できるコミュニティ内で案件を探せる
● 得意分野を試し、本業にフィードバックできる
● 無理なく続けられる形を仲間と模索できる

こうした環境なら、リスクを抑えつつ、副業を“はたらく喜び”につなげられます。
1割の壁を超えるかどうかはあなた次第
副業をしている人は1割強。まだまだ少数派ですが、その経験が本業にも人生にも新しい循環を生み出しています。
あなたは、この1割強の仲間入りをしてみますか? してみませんか?

次回は——「退職理由のトップは〇〇%」。生々しいけれど、知っておきたい本音データです。
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