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“就活迷信”を斬る!転職都市伝説ファイル FILE#02

FILE#02|「未経験歓迎」なんて実は建前……って本当?




「あの求人、“未経験歓迎”って書いてあるけど、本当は経験者が欲しいんじゃないの?」

そんな不安、抱いたことありませんか?

でも実は、その“疑い”こそが、就活都市伝説なのです。



今回は「未経験者歓迎」はどこまで本気なのか?その真相に迫ります。あなたの思い込み、今こそアップデートの時です。



🔍 「未経験歓迎」ってどう受け取る?

「未経験歓迎」と書かれていても、「そうはいっても、経験者が優遇されるんでしょ」という疑念が根強くあります。

その背景には、“求人の建前感”に対する不信感があるのでしょう。



たしかに、求人広告の中には「誰でもOK」に見える内容で、実際には経験者ばかりが選ばれているというケースも存在します。もちろん企業にとって「即戦力の方がありがたい」というのは本音ではあります。



けれどもそれは例外であり、近年の採用現場では、未経験者を前提とした採用が確実に増えてきているのです。



🔍 応募者の大多数は、実際に“未経験”

企業が「未経験OK」と書くと、経験者からの応募は激減します。

求職者の側に「未経験向け=レベルが低い」という無意識の偏見があるため、あえて応募を避ける人が出てくるのです。



つまり企業側は、“未経験者しか応募してこない”リスクを承知の上で、この文言を出しています。

それでもなお「未経験歓迎」と書いているのは、本当に未経験者を採りたいからに他なりません。



そして実際、そうした求人には未経験者ばかりが集まります。

つまり、「経験者が有利」という前提が崩れている状態で、あなたは選考に臨めるのです。



🔍 見られているのは“経験”ではなく“姿勢”

未経験者が多く集まる求人であれば、企業は当然「伸びしろ」や「成長意欲」に注目します。

即戦力ではなく、未来の可能性を見て採用を判断する──それが「未経験歓迎」の本当の意味です。



このとき問われるのは、「なぜその仕事をしたいのか」「なぜこの会社なのか」という動機の明確さや、職務理解の深さ

つまり、自分の過去よりも、未来をどう語れるかが鍵になります。



💡迷信の正体、見抜けましたか?

企業は「未経験歓迎」と書くことで、経験者を逃すリスクを背負っています。

それでもそう記すのは、未経験者を育て、仲間として迎え入れる意志があるからです。



だから、構えずに飛び込んでください

あなたに求められているのは、“実績”よりも“誠意と戦略”



あなたの応募には、可能性が詰まっています。



📌次回予告

FILE#03|「学歴がないと、結局ムリ」って本当?



「高卒や中卒じゃ、どんなに頑張っても不利だよね……」

そんな“常識”を疑ったことはありますか?

次回は、学歴にまつわる就活迷信の真偽に迫ります。



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